IoTセキュリティの対策とは

ひと昔前までは、床を勝手にお掃除してくれるロボットやおしゃべりしてくれるロボット、指で触れなくても「開けて」と命令すればカーテンが開くスマートカーテンが一般家庭に普及することは考えられませんでした。ですが今はIoTをご家庭に取り入れて日々の生活に活用されている方も多いのではないでしょうか。白物家電などに比べると価格は高いものの、一般家庭でも決して手が届かない価格ではありません。ですがIoTを活用した製品は、使い方を誤るとセキュリティ面でリスクを負う可能性も出てきます。

セキュリティリスクということこれまではパソコンやタブレット、スマートフォンなどが標的でしたが、現在はIoTを狙った攻撃の可能性もあるのです。たとえば、AIロボットに話し掛けると今日の天気や分からないことを教えてくれますが、ロボットがそれを行えるのはインターネットに接続して情報を収集しているからです。また、家の中で耳にしたこともロボットは「学習」していきます。そこには便利な反面、情報漏洩のリスクもあるとセキュリティ対策を普段から意識しておくことが重要です。

そして家電類への攻撃は、パソコンやスマートフォンのようにすぐにそれと分かる不具合を感じにくいため、ウイルスが侵入してから何日も経過している可能性があります。そのため、普段からIoTを活用したスマート製品を利用する際には「ネットに繋がっている」という意識を持ち、使っていないときは接続を切っておくことが大事です。